乞食鶏(ジョウカジー)
乞食鶏は中国の伝説的な料理で、蓮の葉で包み、粘土の殻で焼き上げます。砕いた瞬間に広がる香りと、驚くほど柔らかくジューシーな鶏肉は絶品。特別な席にふさわしい一品です。
Ingredients
14 items- 鶏(丸ごと、できれば地鶏) 1羽(約1.5kg)
- 乾燥蓮の葉 2枚
- 干し椎茸 5枚
- ハム 50g
- 生姜 1片(15g)
- 長ねぎ 2本
- 料理酒(紹興酒) 大さじ3
- 薄口醤油 大さじ2
- 濃口醤油 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 白こしょう 少々
- 粘土(または中力小麦粉) 500g
Nutrition
Steps (9 steps)
蓮の葉と具材を準備する:乾燥蓮の葉をボウルに入れ、ぬるま湯に浸して15分ほど戻す。その間に、干し椎茸をぬるま湯で戻し、細かく刻む。ハムは角切り、生姜は薄切り、長ねぎはぶつ切りにする。すべて用意しておく。
鶏の下処理:鶏(約1.5kg)を洗い、頭、足、内臓を取り除く。キッチンペーパーで内外の水気をよく拭き取る。胸肉ともも肉に爪楊枝で小さな穴を数カ所開け、味の染み込みを良くする。鶏の腹に生姜の薄切りと長ねぎのぶつ切りを詰める。
下味を作り漬け込む:小さなボウルに料理酒大さじ3、薄口醤油大さじ2、濃口醤油大さじ1、オイスターソース大さじ1、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、白こしょう少々を入れて混ぜ合わせる。この漬けダレを鶏の内外にすり込み、約3分間揉み込んでなじませる。鶏をジッパー付き袋に入れ、残ったタレも加え、空気を抜いて封をし、冷蔵庫で少なくとも30分(できれば1時間以上、一晩おくとさらに良い)漬け込む。
具材を詰め、蓮の葉で包む:漬け込んだ鶏を取り出す。刻んだ椎茸とハムを混ぜ合わせ、鶏の腹に詰める。戻した蓮の葉1枚を作業台に広げ、中央に鶏を置き、もう1枚の葉で覆う。葉を鶏にぴったりと折り重ねて完全に密封する。キッチンひもで何重にも巻いて固定する。
粘土(または生地)を塗る:大きめのボウルに粘土500gを入れ、水と塩少々を加えて厚いペースト状にする(または中力粉500gに水200mlを加えてこねた生地でも代用可)。蓮の葉で包んだ鶏を粘土ペーストの中に入れ、手で均一に厚さ約1cmに塗り広げる。表面を滑らかにし、端の部分は厚めに塗って焼き割れを防ぐ。
1回目の焼成:オーブンを200℃に予熱する。粘土を塗った鶏をアルミホイルを敷いた天板に置き、中段で30分焼く。粘土の殻が固くなり、褐色になり始める。
2回目の焼成:オーブンの温度を180℃に下げ、さらに60分焼く。殻が完全に乾いてサクサクになり、箸で叩くと乾いた音がする。もしひび割れができたら、残りの粘土ペーストで補修して焼き続ける。
殻を割って取り出す:耐熱手袋をしてオーブンから取り出し、まな板の上に置く。小さなハンマーか包丁の背で殻を軽くたたいて割る。蓮の葉を破かないように注意しながら粘土の殻を外す。ひもを切り、蓮の葉を開くと香りが広がる。
盛り付ける:丸ごとまたは食べやすい大きさに裂いて大皿に盛る。内部に溜まった肉汁をかける。刻んだ長ねぎやパクチーを飾る。熱々のうちに召し上がれ。
Tips
乞食鶏の成功の鍵は密封にあります。蓮の葉はしっかりと包み、粘土の層は均一でひび割れがないようにしてください。そうしないと肉汁が逃げてしまいます。漬け込み時間は長いほど味が染み込むので、可能なら一晩漬け込むことをおすすめします。オーブンがない場合は炭火や薪火でも調理可能で、時々回しながら粘土の殻が乾いてパリパリになるまで約1.5~2時間焼きます。
You May Also Like
More recipes you might enjoy
辣子鶏(ラーズージー)
重慶発祥の有名な料理。カリッと揚げた鶏肉を乾燥唐辛子と花椒で炒め合わせた香りと痺れる辛さがやみつきになります。ご飯が進む一品。
干煸四季豆(ガンチェンシージードウ)〜四川風いんげんの素揚げ炒め〜
四川料理の定番、干煸四季豆。いんげんを素揚げして皮をしわくちゃにし、干し唐辛子や花椒と合わせた、ピリリと辛くてやみつきになる味わいの副菜です。
水煮牛肉(シーズン・ニューロウ)四川風
四川料理の代表格。柔らかな牛肉の薄切りを痺れる辛さのスープで煮込み、熱した油をかけて香りを立てる。一度食べたらやみつきになる旨さ。
魚香肉丝(ユーシャンロースー)
四川料理の定番で、柔らかい豚肉の細切りを甘酢でほんのり辛いタレで、シャキシャキの野菜とともに炒めた一品。独特の「魚香」風味は、漬け唐辛子、生姜、にんにく、そして砂糖と酢の絶妙なバランスから生まれ、ご飯が進むこと間違いなし。